ジャケット

Lewis Leathers 長い袖の長さを短くする直し

今回はルイスレザーの長い袖をお客さんに合った長さに短く調整していきます。

袖丈の長さを短くするのは肩側のアームホールの縫い目を外して

袖の脇の部分をカットして組み直す方法と

袖先のファスナー部分を外して袖先をカットしてファスナーを付け直す方法の

2種類が大きく分けてあります。

デメリットは肩側(袖山)からの場合は胴体の身幅を細くしない限り

袖のパーツを短くしすぎると袖側のアームホールに取り付ける縫いしろが縮まり

胴体のアームホールの縫い目の距離はそのままなんで取り付けられなくなりますので

短く出来る限界が4~5㎝ぐらいです。

袖先はルイスレザーの様な袖の途中にファスナー付きのポケットがデザインである様な

場合は袖先のファスナーを袖丈を短くした分、移動できないのと

レザージャケットは肘の辺りがカーブがかかってるんですが、

袖先からは何cmでも短く出来ますが、

袖丈を短くしますと肘のカーブが近くなりバランスが悪いです。

個人個人の感覚ですが、4~5㎝までの長さを短くする場合は

肩側からの方が自然な仕上がりです。

徳島県からの郵送のお客さんで荷物と一緒にメモに袖丈を短くしたいことが書いてありました。

jaket1606-1

1枚目は徳島県からの郵送のお客さんの袖丈を短くしていくルイスレザーです。

写真でも分かると思いますが左腕の袖先のファスナーの上に

斜めのファスナー付きのポケットがあり斜めのポケットの位置は移動できませんので

この様なジャケットの場合は肩側からの袖丈直しになります。

jaket1606-2

2枚目は左右の袖のパーツを外した後の胴体の写真です。

jaket1606-3

3枚目は長い袖丈を短くしていく前の袖のパーツです。

jaket1606-4

4枚目は短く肩側から袖丈をしていく前の写真です。

jaket1606-5

5枚目は長さを短くするのに袖のパーツをカットした後です。

jaket1606-6

6枚目は裏地も同じ様に袖丈を短くしていきます。

jaket1606-7

7枚目は裏地の袖丈をカットした後です。

jaket1606-8

8枚目は9枚目との比較で袖丈の長さを短くする前です。

jaket1606-9

9枚目は袖丈を短くした後です。

jaket1606-10

10枚目は作業終了後です。

この作業の料金は9000円です。

徳島県への郵送なんで送料、代引き手数料(合計1万円以上432円)はお客さん負担です。

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