明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
新年の営業は1月5日からになります。
それでは長い袖丈のレザージャケットを短くしていく作業の説明をします。
今回は千葉県からの郵送のお客さんで荷物と一緒にメモに袖丈を短くしていことが書いてありました。
レザージャケットの袖丈を直していくのに今回はアームホールの縫い目を外して
左右の袖のパーツを胴体から分離させて袖のパーツの上の部分の袖山から
レザーと裏地の生地をカットして長い袖丈を短くしていきます。
袖山からの袖丈直しのメリットは袖先にファスナーやカフスやボタンが付いてる様なジャケットの場合は
袖先から丈を直しますとパーツをばらして付け直す作業の時間がかかりますので料金も袖山からより高くなります。
袖山からの場合はレザージャケットは肘にかけて緩やかにカーブがかかったラインがあり
袖先の場合は肘のラインと袖先から丈を直した距離が近くなり仕上がりが袖山からに対して不格好です。
まぁ、ジャケットのデザインのもよりますので一概には言えませんが仕上がりのバランスで考えますと
袖山からの様が価格的にも抑えれて仕上がりも自然です。
ただ、デメリットは胴体側のアームホールの縫いしろの関係で長さが4~5㎝が限界になります。
それ以上の袖丈を短くしたい場合は袖先からの丈直しになります。
1枚目は千葉県からの郵送のお客さんの長い袖丈のレザージャケットです。
2枚目は左右の袖のパーツを外した後のレザージャケットの胴体の写真です。
3枚目は左右の袖のパーツの袖山からレザーをカットして短く仕上げていきます。
4枚目はレザー部分の袖山をカットして袖丈を短くした後の写真です。
5枚目は裏地も表と同じ様に生地をカットしていきます。
6枚目は裏地の袖山の生地をカットした後の写真です。
7枚目は左右の袖のパーツの袖丈を短く仕上げた後の写真です。
この左右の袖のパーツを胴体に組み直していきます。
8枚目は9枚目との比較で袖丈を短くしていく前のレザージャケットです。
9枚目は袖丈を短く仕上げた後のレザージャケットです。
10枚目は作業終了後です。
この作業の料金は8000円です。
千葉県への郵送なんで送料、代引き手数料(合計1万円以上432円)はお客さん負担です。