ブランドの気に入ってる大きいサイズのGジャンをお客さんの気に入ったサイズのジャケットを見本でお借りして小さくリサイズしていきます。
今回は長野県からの郵送のお客さんで荷物に大きいサイズのGジャンと気に入ったサイズの見本と書いたジャケットが貼り紙が貼られて入っていて
同封されたメモに見本のジャケットのサイズに大きいサイズのGジャンを小さくしたいことが書いてありました。
今回のお客さんとは関係のない話なのですが、ジャケットのサイズダウンで郵送の場合困るのは
見本のジャケットがない場合でサイズを42から40に変更したいとか書かれましても
メーカーやそのシーズンのコンセプトで40でもバランスやサイズ感が違います。
また、実寸は違うものが多くこちらの知りたい幅の位置が記載されてません。
あと、サイズダウンのジャケットがかっちりした生地で
見本が伸びるような素材のジャケットでは参考になりませんのでご理解いただければ幸いです。
郵送で見本のジャケットがない場合はお手数ですが、お客さんで原寸の肩幅、身幅、裾幅、袖幅、袖丈、着丈を測って
同じ位置の仕上がりサイズを書いて頂ければサイズダウンは可能です。
困るのは例えば身幅、−2㎝ではお客さん個人個人で感覚が違いますので
平置きなのか円周での数値なのか左右のトータルなのか片側だけのことを言ってるのかこちらが会うわけではないので
メモでは解りませんので必ず原寸と仕上がりサイズを書いてくださいね。
仕上がりサイズがあまりにもラインがおかしくならない限りはバランスを見てサイズダウンをしていきます。
これから郵送でジャケットのサイズダウンをご検討中のお客さんの参考になればと説明しました。
1枚目は長野県からの郵送のお客さんのサイズを小さくしていく前のGジャンです。
2枚目は見本でお借りしたお客さんの気に入ったサイズのコットンのジャケットです。
この肩幅、身幅、裾幅、袖幅、袖丈、着丈を測ってGジャンをサイズダウンしていきます。
3枚目は胴体の裾の帯部分を取り外した写真です。
4枚目は裾の帯文部分と左右の袖のパーツを取り外した胴体です。
5枚目は胴体の前身ごろの脇から裾のサイドの生地をカットして見本の幅に合う様にしていきます。
6枚目は前身ごろの脇から裾のサイドの生地をカットした写真です。
7枚目は後ろ身ごろの脇から裾のサイドの生地をカットしていきます。
8枚目は後ろ身ごろの脇から裾のサイドの生地をカットした写真です。
9枚目は肩幅を見本の幅に合わせていきます。
10枚目は肩幅を見本の幅に合わせて生地をカットした写真です。
11枚目は左右の袖のパーツのサイズダウンをしていきます。
12枚目は袖山から袖丈を短くしていきます。
13枚目は袖山の生地をカットして袖丈を短くした写真です。
14枚目は胴体の帯上の生地をカットして着丈を短くした写真です。
15枚目は17枚目との比較でサイズダウン前のGジャンです。
16枚目は見本でお借りしたジャケットの同じアングルの写真です。
17枚目はサイズダウン後のGジャンの写真です。
18枚目は作業終了後です。
この作業の料金は15000円です。
長野県への郵送なんで送料、代引き手数料(合計金額1万円以上440円)はお客さん負担です。