お客さんの気に入ったプリントのTシャツで大きいサイズのTシャツを
お客さんが気に入ったサイズのTシャツをお借りして
その見本になるTシャツの肩幅と身幅と裾幅と袖幅と袖丈と着丈を計って
大きいサイズのTシャツを袖のアームホールの縫い目から
胴体と袖に分けてサイズダウンをしていきます。
サイズダウンの作業でよくあるのは大きいTシャツはサンプルでお借りしたTシャツより
肩幅があるものが大半ですが、肩幅がありますと肩からの縫い目の
袖の長さが見本で貸して頂いてる袖の長さより短いものがあります。
大きいサイズのTシャツは肩幅が長いため袖自体が短くてもサイズダウン前は長い場合がありますが、
肩幅を同じにしますと袖丈は本来サンプルよりも短いので仕上がりは当然短くなります。
例えば肩幅が47㎝の大きいTシャツがあって見本のTシャツが42㎝とします。
肩幅が5㎝違いますが袖のパーツの長さが大きいTシャツは20㎝
サンプルのTシャツが22㎝とした場合肩幅を首の中心で左右に割りますと
大きいTシャツが47㎝ありますので23,5㎝になり見本のTシャツが21㎝になります。
そこに大きいTシャツの袖のパーツの長さを足しますと23,5㎝+20㎝なんで43,5㎝の
長さがあり、サンプルが21㎝+22㎝なんで43㎝になりますが、
大きいTシャツの肩幅を見本と同じ42㎝に仕上げますと肩幅の中心で割った数字が
見本と同じ21㎝になりますのでそれに袖丈の長さが20㎝のものを取り付けますので
41㎝の仕上がりになりサンプルより2㎝短く仕上がることになります。
袖のパーツの長さは長くは出来ませんので
これからTシャツのサイズダウンをお考えのお客さんの参考になればとブログに説明してみました。
1枚目は大きいサイズのTシャツで見本に合わせて小さくしていきます。
2枚目はお客さんの気に入ったサイズのTシャツでこのサイズ感に合わせていきます。
3枚目は長い着丈を2枚目のTシャツに合わせて短く生地をカットしていきます。
4枚目は長い着丈を2枚目の長さに組み直した時になる様に生地をカットした後です。
5枚目は着丈を短くした後に左右の袖のパーツを外した後の胴体の写真です。
6枚目は脇から裾のサイドの幅を2枚目のTシャツに合わせて生地をカットしていきます。
7枚目は脇から裾のサイドの余分な生地をカットした後の写真です。
8枚目は肩幅を2枚目のTシャツに合わせて生地をカットしていきます。
9枚目は肩幅の生地をカットした後の写真です。
10枚目はTシャツの胴体のサイズダウン後の写真です。
11枚目は左右の袖のパーツのサイズダウンをしていく前の写真です。
12枚目は袖のパーツの生地を2枚目のTシャツに合わせてカットしていきます。
13枚目は袖のパーツの余分な生地をカットした後の写真です。
14枚目はサイズダウン後の左右の袖のパーツです。
15枚目は作業終了後です。
この作業の料金は2500円です。