肘の破れたレザージャケットの穴を補修していきます。
今回は来店されたお客さんで肘が破れた穴があいたので直したいとのことでした。
レザーの破れの場合は織り込んだ繊維の生地とは違いデニムの様な目の粗い生地の様にミシンなどを使ってリペアなどは出来ません。
レザーは繊維ではなく生き物の革なのでミシンを使ってのリペアなどすればミンチ肉の様に革が粉々になってしまいます。
こちらでは使用してて表面が削れたような直しは出来ませんが今回の様な切れたレザーの直しは
パーツをばらして破れた裏側から補強布を大きくまんべんなく貼り付けてパーツを組み直す作業になります。
あと、何度も来店されてるお客さんは迷わず来れると思いますが、
初めて来店されるお客さんは店舗の入ってるビルの構造がややこしいので
必ずこのサイトのトップページの店舗案内からアクセスマップを見て頂きますと写真付きでお店への来方を説明してます。
店舗の入ってるビルは2つエレベータがありまして目立つローストビーフ丼屋さんの
レッドロックの券売機の前のエレベータはビルの構造上3階までしか行けません。
そのエレベータだはなく奥の端の方に鍵のかかった黒い扉があり右横にオートロックのインターホンがありますので
そのインターホンに503で呼び出しボタンを押して頂くと鍵が開いて中に5階まで来れるエレベーターがあります。
初めてのお客さんはよく迷われて3階から上に行けないと電話がありますので必ずアクセスマップを見てから来店くだされば幸いです。
1枚目は来店されたお客さんの肘が破れたレザージャケットです。
2枚目は肘の縫い目の位置が裂けて中の裏地が見えてる写真です。
3枚目はアームホールの裏地をばらして表側の破れを直していきます。
4枚目はアームホールの裏地の縫い目をばらした後の写真です。
5枚目は表側の肘のレザー部分の裏側から見た肘の破れの写真です。
6枚目は肘の縦の縫い目をばらした後の写真です。
7枚目は縦の縫い目をばらした後に横の縫い目もばらした肘の破れた部分の写真です。
8枚目は裏側からまんべんなく広く一点に力がかからない様に補強をした後の写真です。
9枚目は補強をしてばらしたパーツを縫い直した後の肘の写真です。
10枚目は裏地も同じ様に縫い直した後の写真です。
11枚目は作業終了後です。
この作業の料金は5000円です。