お客さんの好みのサイズより大きいB-3フライトジャケットを小さくサイズダウンしていきます。
B-3の場合はシープスキンという保温性は抜群にいいのですが
裏が毛になっていてごわごわしてラインがずんぐりむっくりした感じになります。
シープスキンはデリケートとな革で雨にぬれたりすると
B-3の重みで革が破れたりする場合もあります。
B-3自体あまりサイズをきちきちにしますと革が弱いので破れやすくなります。
出来るだけ動ける範囲でのサイズダウンでないとお勧めできません。
あと、シルエットを細く見せたい場合は出来れば肩幅をあまり変更せずに
身幅を細くする方が胴体のアームホールの幅を縮められますので
脇から袖のパーツの腕の幅がその長さに合わせて縮められますので
仕上がりのライン的にはすっきりした感じに見えます。
1枚目はお客さんの好みのサイズより大きいサイズのアビレックスのB-3フライトジャケットです。
2枚目は胴体から袖のパーツを外してサイズダウンしていきますので
アームホールのテープを外して袖のパーツを胴体から外していきます。
3枚目は胴体からテープを外して袖のパーツを外した後の写真です。
4枚目は左右のアームホールのテープを外して袖のパーツも外した後の胴体の写真です。
5枚目は脇から裾のテープを外して身幅から裾幅をお客さんの好みの幅に変更していきます。
6枚目は脇から裾のテープを外した胴体の前身ごろの写真です。
7枚目は脇から裾にかけて緩やかなラインになる様にレザーをカットした後です。
8枚目は後ろ身ごろも同じ様に脇から裾にかけて
緩やかなラインになる様にレザーをカットしていきます。
9枚目は脇から裾にかけて後ろ身ごろのレザーをカットした後の写真です。
10枚目は肩幅を縮めていく前の写真です。
11枚目は肩幅を縮めた後の写真です。
12枚目は脇の身幅部分のレザーをカットして肩幅も変更した後のサイドの写真です。
13枚目は胴体のサイズダウン後の写真です。
14枚目は左右の袖のパーツのサイズダウンをしていきます。
15枚目は袖のパーツの縫い目を外して袖丈と腕の幅を変更していきます。
16枚目は袖の縫い目を外して長い袖丈を短くしていきます。
17枚目は長い袖丈を短くカットした後の写真です。
18枚目は腕の幅を細く仕上げるのにサイドのレザーをカットしていきます。
19枚目はサイドのレザーをカットした後の写真です。
20枚目は袖丈を短くして腕の幅を細くした後に組み直した袖のパーツです。
21枚目はサイズダウン後の左右の袖のパーツです。
22枚目は23枚目との比較でサイズダウン前のB-3フライトジャケットです。
23枚目は作業終了後のB-3フライトジャケットの写真です。
24枚目は作業終了後です。
この作業の料金は28000円です。