ジッパーの先っぽが使い込んでちぎれてしまったものを
お客さんが用意してくださったビンテージジッパーに新しく交換していきます。
ファスナーの壊れ方で今回の様な先っぽのパーツとテープがちぎれてしまったり
レールのコマがとんでなくなったものやテープがすれてちぎれかけてたり
ちぎれてしまったものは新しく交換しないとジッパーの寿命なんでどうすることもできません。
お客さんの質問でテープがちぎれかけてるから補強して欲しいとのことを言われますが
もしテープを補強しますと厚みでスライダーが上下出来なくなり
無理やり動かすとテープとレールが完全にちぎれてしまいます。
ファスナーはある程度使い込んでしまいますとスライダーを上下した分、
レールの脇のテープ部分がこすれて生地が少しずつ減っていきますので
テープがちぎれかけてたり、ちぎれてしまったものはファスナー全てを交換しないと仕方ありません。
レールのコマがとんでしまってるものやファスナーの先っぽのパーツが取れたものなど
その様な壊れ方をしたファスナーは取り替え以外に直す方法はありません。
1枚目はファスナーの先っぽが壊れてしまったB-3フライトジャケットです。
2枚目はファスナーの先っぽ部分が使い込んでテープからちぎれてしまった後の写真です。
3枚目はお客さんが用意してくださったタロンのビンテージジッパーです。
こちらで用意できるファスナーはYKKさんのものになります。
タロンやコンマーやクラウンや海外のいろんなメーカーがありますが
こちらではYKKのメーカーしか用意できませんので海外のメーカーのものは
お客さんで用意くださいね。
フライトジャケット用のビンテージジッパーはミリタリーショップMASHさんで販売はしてます。
MASHさんのサイトをお客さんで見て頂いてMASHさんに問い合わせて頂ければ幸いです。
4枚目はB-3フライトジャケットからファスナーを外した後の写真です。
5枚目はB-3フライトジャケットから取り外された壊れたファスナーの写真です。
6枚目は壊れたファスナーと新しいファスナーの長さが違いますので同じ長さに短くしていきます。
7枚目は長さを合わせてコマをカットした後のファスナーの写真です。
8枚目はストッパーのUカンを取り付けてテールをカットした後の写真です。
9枚目は新しいビンテージジッパーをB-3フライトジャケットに取り付けた後の写真です。
10枚目は作業終了後です。
この作業の料金は9000円です。