今回はレザージャケットの胴体の裾幅の直しなんですが、
ジャケットの形やデザインはいろいろありまして、
サイドに切り替えのあるタイプや斜めに縫い合わせてるタイプや
アクションプリーツが付いていてごちゃごちゃパーツが付いてるタイプと
いろんなデザインがあります。
デザインが違うとサイズ変更の際にばらしてカットして組み直す工程も全然変わってきます。
今回のレザージャケットはサイドに別の切り替えのレザーの生地が付いてまして
その部分をカットしてしまうと脇と裾の切り替えのレザー生地の幅が変わってしまい
不自然な仕上がりになりますのでその部分を触らずにサイドの裾幅を縮めて仕上げていきます。
1枚目は裾幅を縮めていくレザージャケットです。
2枚目は先ほども説明しましたが脇から裾まで裾のベルトのデザインで
同じ幅でサイドのレザーの生地が切り替えで付いてますので
この生地を触らずに裾幅を変更していきます。
3枚目はサイドの縫い合わせをばらした後の写真です。
4枚目は裾幅を縮めるのにレザーをカットした後です。
5枚目も同じ様に裏地をカットしていかないと組みあがりませんが
裏地は表とデザインが違いますので
裏地は縫い合わせから表と同じ幅になる様に仕上げていきます。
6枚目は裏地の裾幅を縮めた後です。
7枚目は表の裾幅を縮めて縫い合わせた後です。
8枚目は9枚目との比較で裾幅を変更する前です。
9枚目は裾幅をお客さんの好みの幅に縮めた後です。
10枚目は作業終了後です。
この作業の料金は18000円です。