誠に勝手ながら7月10日~12日はお店の方は休ませて頂きます。
御来店予定のお客さんにはご迷惑をお掛けしますがご理解の程、宜しくお願い致します。
今回は長袖のアロハシャツのサイズを縮めていく直しです。
アロハシャツは基本、シャツの裾がボックス型のフラットな形のデザインです。
裾の前見ごろと後ろ見ごろの縫い合わせの部分にスリッドが有ったりなかったりと
デザインによってもまちまちですが、着丈を短くしてスリッドを同じ様に作り直すときは
裾の幅も縮めてもらわないとスリッドを作る生地が着丈だけを上げた場合は
なくなりますので裾幅も細くしてその余った生地で新しく作り直すことはできます。
今回は裾にはスリッドはなく問題はないのですが、
お客さんの好みのサイズで裾のスリッドの使用は裾の幅の縮め具合で
新しくスリッドを作る生地が余るか余らないかで同じ様に作り直せるかの話です。
また、シャツのサイズ直しをお考えのお客さんの参考になればと思います。
静岡県からの郵送のお客さんで荷物と一緒にメモに現状のサイズ(身幅、裾幅、腕幅、着丈)と
仕上がりサイズを書いてありました。
郵送でお客さんの好みのサイズのシャツをお借りできない場合は仕上がりサイズだけですと
こちらがお客さんがどの位置を計られたのか解りませんので現状のサイズを書いて頂くと
同じ長さの位置が確認してから作業が出来ますので必ず書いて頂く様にしています。
1枚目は静岡県からの郵送の大きいサイズのアロハシャツでお客さんのメモの記載の
サイズを基準にサイズを小さくしていきます。
今回はお客さんのメモに身幅と裾幅の中間のウエスト周りを絞って仕上げたいことが
書いてありウエスト周りを身幅と裾幅より若干細く仕上げていきます。
2枚目は着丈を短く縮めていく前の写真です。
裾の縫い付けてある糸をほどいてメモの着丈の長さに短くカットしていきます。
3枚目は長い着丈を短く作業するのに裾の縫い目の糸をほどいた写真です。
4枚目は着丈をカットした写真を撮り忘れましたが、
長い着丈の生地をカットした後にサイドの縫い目の裾から袖先をほどいていく前の写真です。
5枚目は裾から袖先までのサイドの縫い目を外した後の写真です。
6枚目はメモのサイズ感に合わせて身幅と裾幅と腕幅のサイドの生地をカットした後の写真です。
7枚目はサイズダウン後の写真です。
この作業の料金は8000円です。
静岡県への郵送なんで送料、代引き手数料(合計1万円以下324円)はお客さん負担です。